2017-12-09 03:21 | カテゴリ:未分類
叔母ちゃん

父の姉 上野照子 91歳 大正14年12月12日生れ

今日はオバちゃんのお話を書こう。


あ、きっと長くなります。。。。




嵐電太秦駅の消防所の裏に、お婆ちゃんとオバちゃんは住んでいました。

父の実家ですね。

そしてそこから100歩程先に私達も住んでました。

私が5歳までかな。




両親は共働きだったので私は産まれて直ぐに乳児保育園へ

オバちゃんは毎日私を迎えに来てくれてました。

今ではもう売ってないような緑の乳母車を押しながら

「まどかちゃ~ん」

っていつも手を振って外で待っててくれる。

それだけなぜか記憶に残ってます。



小学校へ入り西の方へ私達は引っ越し

母が太秦での仕事の日が多かったので

私は小学校の前からバスに乗り、阪急に乗り、大宮から嵐電に乗り

お婆ちゃんの家へ行き両親が迎えに来てくれるのを待ってました。



お婆ちゃんとオバちゃんと水戸黄門を見てから晩御飯。

おかげで今でも歌は歌えます♪

人生らくありゃ〰🎵

紋所も持って、水戸黄門ごっこもしてました。

この紋所が目に入らぬか!こちらにおあす方をどなたとこころえる、上野まどかだぞ〰
ずがたかい、ひかえろ〰🎵

なんてやって遊んでました。





そして映画村の直ぐ近くだったので本物の助さん角さんも時々歩いてる!

隣には時代劇に出る悪役のおっちゃんが住んでいたな~

時々そのままの格好でお昼ごはんに戻ってきてはったよな~

顔は怖いけど、すごく優しかった。




お風呂はお婆ちゃんと、木の小さなお風呂だったな・・・・
お風呂の中で垢すりしてもらうのが好きだった。




おっと話がそれそう



オバちゃんの話だった。



お婆ちゃんの家での
私の遊び相手をしてくれてたのが
オバちゃんだったんです。

なんせ私の事を可愛がってくれてたのです。


私が帰ってくるのをいつも楽しみに待ってくれてました。

お婆ちゃんからの事付の買い物をいつも紙に書いて

オバちゃんと2人で近くの商店街へ買い物に

オバちゃんは何度も紙を見て確かめてる。


帰りに当たり棒が付いてるアイスクリームを買ってもらうのが楽しみだったな~




編み物も教えてもらったな〰。


何より楽しかった遊びは、お絵描きごっこ

二人で文房具屋に行き、お互いのスケッチブックと鉛筆を買い似顔絵を書き合うのです。

オバちゃんは絵がすっごく上手だったので

オバちゃんが書く絵を横で見てるのが好きだった。

なんでもいいからとにかく書いて書いて~っと
催促して横で見てました。



時々姉が一緒にいる時もあり

姉が私をいじめてたら飛んできて姉に襲いかかったり、



2階から急に降りてきて姉の頭をパッシッ!っと叩き

何事かと思い姉が 「何すんのよー!!」  って言ったら

オバちゃんが 「天から歩(姉)を叩けと司令がきた!!」 って言うのです。



私が中学の時にオバちゃんが障害を持っている事を聞かされ

あ~だからそうだったのか!

と全て結びついた感じでした。



そんな事も知らず、
幼い私は時々オバちゃんにひどい事を言ってたのです。


英語の勉強をする為に
カセットテープの使い方を教えて欲しいと言われたので
教えど、教えど、

また次の日に「まどかちゃんこれどーやって使うの?」
って毎日同じ繰り返し

紙に書いたら忘れないと思って紙にも書いたのに
また同じ・・・



私は我慢できず
オバちゃんに 「もーー!昨日も教えてるし!何回も同じ事気聞かんといて!」



その他、色々きつい態度をとったり、言ったりしていたと思います。


病名は知りませんが、オバちゃんが20歳ぐらいの時に急になったそうです。
それまではとにかく頭が良かったそうです。





お医者さんと相談し治療の一環で
私のお迎えを叔母ちゃんがしていたそうです。
両親はちゃんと帰ってこれるのか?
毎日ひやひやしていたそうですが・・

私はそんな事も知らず叔母ちゃんと楽しく帰ってました。

17年前にお婆ちゃんが亡くなり、その日からオバちゃんは施設へ


時々達筆な字でフランスへ手紙もくれました。
書道をずっとしていたので字が本当に綺麗。

英語も勉強していたので、筆で書くアルファベットがこれまた素晴らしく綺麗


フランスから時々帰ってきたら必ず顔を出してました。


そしてオバちゃんに 「ごめんね、小さい時ひどいことばっかり言って」 って言った時がありました。

オバちゃんはニコニコ笑って「おばちゃんあほやさかい堪忍へ」 って。


そんな叔母ちゃんが1ヶ月前に入院したと連絡がはいり

年内もつかどうかと言われ



は!気にはなってたけど、フランスから帰ってから一度も顔出してない

と思い御見舞へ

昔のかっぷくの良い叔母ちゃんが小さくなっていて、その姿を見たら涙が。。。。

ぼけているはずの叔母ちゃんが

「まどかちゃん来てくれたん、なんも食べもんないけどゆっくりしていってや~
もうおばちゃん91歳え~まどかちゃん何歳になったん?帰えらんといてな、もっといてや
まどかちゃんいると安心するわ」って

ニコニコ笑顔で話してたのに

日曜日にまた会いに行こうと思ってたのに・・・・


なんで今日仕事帰りに時間あったのに行かなかったのだろう


2017年12月8日 21時46分 おばちゃんは天国へ行きました。


ありがとう。


秘密